初回の目視による現地下見は無料です。交通費などの実費もいただいておりませんので、お気軽にご依頼ください。
初回の現地下見を無料にすることで建物診断に対するハードルを低くして、少しでも安全な建物を増やしたいという思いもあり、ぜひともお気軽にご相談をいただきたいと考えています。
いいえ、そんなことはありません。
どんな状態であるにせよ、建物に変わりはなく、その建物を利用する人がいる限りは安全である必要があります。
長年にわたって色々な現場を経験していると、想像を絶するような状態の建物にも多く関わってきました。
職人気質と言うのでしょうか、状態の悪い建物ほどプロとして腕の見せ所と感じる社員も多く、どんな状態の建物であっても分け隔てなく仕事をさせていただきます。
建物診断を行う理由はこちらからどうぞ
はい、もちろんです。
オーテックのノウハウや技術がコンクリート建築を元気にするのであれば有意義なことだと考えておりますので、コンクリートに関することであれば何でもご相談ください。
ひび割れを防ぐための打設法やコンクリートの配合など、さまざまなご相談に応じております。
目視という言葉からは「見るだけ」というニュアンスになりますが、オーテックが考える目視というのは、現地に赴いて実物と向き合って視覚だけでなく聴覚、触覚などあらゆる方向からコンクリートと「会話」をします。
これだけでも内部の空洞や剥離などかなりのことが診断可能で、オーテックはこの初動対応をとても重視しております。
どんなに良い材料と技術を使った建物であっても、時間の経過による劣化は免れません。
時間が経つにつれて状態は悪くなる一方で、まずコンクリート面の剥離や剥落(剥がれ落ちること)が起きます。この時点でも人に当たる可能性があるなど非常に危険ですが、さらに放置していると地震などの外的ショックで倒壊することもあります。
オーテックはコンクリートのエキスパートであると自ら標榜しているように、どこよりもコンクリートに詳しい会社を目指して研究を続けてまいりました。
研究を究めるほどコンクリートは奥深いもので、自然由来の原料を使っていること、セメントと水との配合比率で品質が大きく変わること、打ち込む日の環境や条件によって品質が変化すること、生コンクリートを流し込むポンプやホースの状態によっても影響を受けることなど、挙げればキリがないほど繊細な材料です。
これほど繊細な材料と向き合い、設計した期待通りの性能を発揮させるためのノウハウをこれからも積み上げて続けていきたいと考えています。
建物が古いことは、それほど大きな問題でありません。
ただしそれは最適なメンテナンスをしていればの話で、メンテナンスが不十分であればそれほど古くない建物でも多くの問題を抱えている場合が多くあります。
表面上は問題がないように見える建物であっても、内部や構造部分で劣化が進んでいて、ちょっとした地震で大きく損傷したり、そうでなくても雨漏りなどの問題が進行し続けます。
建物は何もしなければ老化するもので、人間のような自然治癒力を持っているわけではないという認識が必要だと思います。
現代の建築はコンクリート抜きには成立しません。
建物だけでなく社会インフラでもコンクリートは欠かせない材料となっており、コンクリートが期待通りの性能を果たすことは人の生命や社会全体の利益に深く関わります。
それだけ重要な役割を持っているにもかかわらず、コンクリートに対する社会的な関心が低いと感じることが多く、もっとコンクリートに関心を持つことで、安全な建物、安全で快適な社会を作りたいという大きな願いがあります。
建物診断は既存の建物を診断するサービスですが、それ以外にもこれから建物に使用するフレッシュコンクリート試験(スランプ試験、空気量測定、塩化物量測定、単位容積質量測定、ブリーディング試験など)や、硬化コンクリート試験(圧縮強度試験、曲げ強度試験、長さ変化測定、中性化深さ測定、静弾性係数試験など)を幅広く行っています。
公式サイトでもご紹介しておりますので、そちらもぜひご覧ください。
オーテックは大阪の会社でもあるため、分かりやすい例えとしてお好み焼きの例でご説明をすることがあります。
まだ焼いていないお好み焼きの生地は小麦粉やキャベツ、水などを配合して作ります。この時の配合比率や内訳は、焼き上がった時においしくなることを目指して工夫するものです。
配合を間違えるとベチャベチャになってしまったり、逆に水が少ないせいで堅くなってしまったり。
こうした生地づくりは、生コンそのものだと思うのです。
打ち込んで固まった後に期待通りの性能を発揮してもらうためには、配合段階から繊細なノウハウを投入する必要があります。
お好み焼きは失敗しても作り直せますが、建築物はそうはいきません。失敗できないことだからこそ、オーテックのコンクリート技術を活用していただきたいと考えています。