表面上では問題がないように見えても、コンクリートは知らないうちに劣化しているものです。
コンクリートの健康管理を怠っていると、突発的な事故を起こしかねません。
人々の生活や命を守るにも、早めにコンクリート建物の診断を行いましょう。
当社が実施している調査方法は、目視調査、打診調査、コンクリート強度推定、
鉄筋探査機による配筋状況調査、はつりによる中性化深さ試験などです。
現代社会で多くの建物に使われている最も重要な部分であるコンクリート。
オーテックはそのコンクリートのエキスパートとして、建物が安全で安心であることを確認するための診断を行っています。
建物診断とは何か、その必要性に加えて、私たちオーテックのコンクリートに対する想いをご紹介します。
検査員自身の目で建物表面を見て回ります。このとき、ひび割れやタイルの浮きなどが見られる場合は、内部の状態を推測し、原因を推察していきます。
表面にほとんど変化が見られない場合であっても、年数が経過している場合は内部で変化が起きていることが多いため、わずかな兆候も見逃しません。
オーテックの建物診断では、第一段階である目視によってかなりのことが判明します。その推測に基づいてさらに調査が必要であれば詳細調査をご提案します。
建物表面を叩いて返ってくる音を聞く作業であり、さながら建物と会話するかのよう。この検査によって建物内部表面付近の状態を知ることができます。
タイルに浮きがあったり、コンクリート内部にひび割れや剥離空洞などがあると音が変化するため、内部の状態を推測することが出来ます。
手軽で、かつ、建物を壊さない(非破壊)検査方法で、コンクリートの強さを調べることができます。
さらに信頼性の高い検査が必要となる場合は、コンクリートに孔を開け、それをサンプルとして採取し、試験センターにおいて詳細な検査を行います。
コンクリート中の鉄筋の位置を知ることは建物の耐久性・耐震性を調べる上で重要になってきます。また、コンクリートに穴を開ける時などにも鉄筋を切断しないようにする必要もあります。
コンクリートは過酷な環境下にさらされていることもあるため、時間の経過とともに中性化※と呼ばれる劣化が進行するため、内部に特殊な液体を噴霧して状態を確認します。
コンクリートが中性化すると内部の鉄筋に錆びが生じて膨張し、コンクリートの剥離やひび割れなどの劣化を引き起こします。
※コンクリートのアルカリ性と空気中にある二酸化炭素が結びつくことで、コンクリートに必要なアルカリが失われていく現象です。
建物外壁に貼り付られるタイルは、落下すると第三者被害(人身事故)に繋がるため、その接着強度が重要となります。
タイルを物理的に直接引っ張ることでその強さを調べます。
コンクリート部材からコアを採取します。
採取したコンクリートコアは、試験センターで成型し、圧縮強度や中性化深さを調べたりします。
オーテックの公式サイトまたはお電話などで、お気軽にお問い合わせ、ご相談ください。
その際に建物の気になる部分やお気づきの点などをお伝えいただけると、より正確な調査が可能となります。
専門スタッフが現地にお伺いをして、目視による現地下見を行います。
目視による調査だけだと表面の変化や問題しか分からないのではないかと不安をお感じになる方もおられると思いますが、オーテックの目視診断は豊富なデータとノウハウに基づいたものであり、表面のわずかな変化や築年数などのデータ類を総合して必要な調査内容をお調べいたします。
現地下見による結果をご報告いたします。
この時に必要と思われる調査項目もご報告いたします。建物に対するお客様のご要望も詳しくお聞きした上で、最もお客様のニーズに近い現実味のあるご提案を心がけています。
ご提案に沿ったお見積もりをご提示いたします。
調査内容、お見積もりにご納得をいただけた場合には、正式なご依頼、ご契約となります。
正式にお請けしたご依頼の内容に沿った詳細調査を行います。
現地での調査だけでなく、サンプルを採取してオーテック試験センターでの化学的な検査なども必要に応じて行います。
詳細調査の結果を踏まえて、建物診断の最終的な診断結果を報告いたします。
修繕や補修についても、最適な内容や方法をご提案いたします。
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